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トカイヒツル ハンガリーのトカイワイン
ヒツル インペリアル ドメーヌ
ヒツル帝室醸造所
【貴腐ワイン】

トカイワイン
貴腐ワイン発祥の地、トカイの名門
ヒツル
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ルイ14世を感嘆させ、オーストリア皇帝の心を奪った、伝説の貴腐ワイン「ヒツル」。
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トカイは、ハンガリーの首都ブダペストから北東に約200km、スロヴァキア、ウクライナとの国境近くに位置します。
トカイ・ヒツルの社名は、トカイで最も格の高い名畑のひとつ、ヒツル畑に由来します。ヒツルとは「7つの畑」という意味。1502年に、この地方の名門貴族だったガライ家が、当時別々の名前で呼ばれていた7つの名畑をひとつに統合し、「ヒツル」と名付けたのでした。
その後、この名畑は、貴腐の発見で名高いラーコーツィ侯爵家のラーコーツィ・フィレンツII世の所有に移りました。この時期、ラーコーツィII世が贈ったトカイエッセンシアに感動したフランスのルイ14世は、あの有名な「ワインの帝王、帝王ワイン」という名言を残しています。
そして1711年、このラーコーツィII世を打ち破ったオーストリア皇帝は、いち早くこの畑を皇帝領に収めました。
以来、この醸造元は「ヒツル・インペリアル・ドメーヌ」、つまり「ヒツル帝室醸造所」の名で尊敬を集めてきました。現在、一般公開されている地下蔵も、かつてのラーコーツィ侯爵が所有していたもので、オーストリアとの戦争の際には作戦本部にも使用されました。当時のワイン醸造の雰囲気をそのままに伝える、貴重な歴史的建造物です。
| ラベルにも描かれているラーコーツィII世の城館(国宝指定) |
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1991年の12月、サントリーが共同経営しているワイン会社グラン・ミレジム・ド・フランス社は、この由緒ある名門トカイ・ヒツル社の経営権を取得、畑から醸造に至る抜本的な改革に乗り出しました。
ヒツルの畑は、トータル45haで、トカイの中心地に近い小高い丘の南向き斜面にあり、東西を丘に挟まれているため、冷たい風から守られています。また、ティサ河とボドログ河の合流点にあり、葡萄の成熟期に、貴腐菌の繁殖に必要な湿気を充分に供給できます。
新会社では、共産主義時代にほとんど荒廃してしまったこの畑の全面に、優れた苗木を新植、地下の排水整備を整え水はけを良くし、また、有機肥料100%によって、土の活性化にも取り組んでいます。
醸造法も、貴腐葡萄の浸漬をワインではなく果汁で行う伝統法に戻し、樽も220リットルの古樽に換えるなど、この地方のワインづくりに新風を吹き込み続けています。
現在、トカイ地方では、このヒツル社の後を追うようにして、次々に海外の優れた醸造元が資本参加を行い、彼らによる新しい流れは、「トカイ・ワイン・ルネッサンス」として世界の注目を集め始めていますが、ヒツル社は、まさにこのルネッサンスの先駆けとしての役割を果たしたのです。伝統と革新が生んだ、みずみずしく、しかも深みのあるその風味を、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。
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