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トーレス本社は、スペイン北西部カタロニア地方ペネデスにあり、この地方は、スペイン国内でも特に葡萄品種が多く栽培されている地域で、かつ広範囲に畑が広がっています。また、標高もさまざまであり、気候やテロワールにも異なった特色を持つというユニークな土地で、そのため多種多様な葡萄を、それぞれの適した環境で栽培しています。トーレス社は、これらの葡萄の中から選び抜かれた葡萄を使用、バラエティ豊かなワインをつくりだしています。トーレス社の所有する畑の総面積は1,731ha。そのうち、本拠地のあるスペイン・カタロニア地方に1,300ha、チリに380ha、カリフォルニアに51haそれぞれ保有。カタロニアにある1,300haの畑のうち、111haがシングル ヴィンヤード(単一葡萄畑)で、マス ラ プラナ、ミルマンダ、グランス・ムラージェス、プリオラートがこれにあたり、マス ラ プラナ(29ha)ではカベルネ・ソーヴィニヨンのみを、ミルマンダ(15ha)ではシャルドネのみをつくっています。グランス・ムラージェス(32ha)、プリオラート(110ha)では、さまざまな品種が育てられており、「適地適品種」という言葉通り、それぞれの葡萄はそれぞれに合った畑で大切に育てられています。
標高の異なる3つのエリアから
ペネデス地区が位置する地中海寄りの一帯は、もともと気候・土壌に恵まれた理想の地。 しかも起伏に富んだ地理的な特質により、標高別に地中海に隣接する温暖なペネデス低地、適度な冷涼さの中央ペネデス、より冷涼なペネデス高地の3つのエリアに
区分されています。トーレス社は、この気温・標高・土壌の異なる3つのエリアに多数の自社葡萄園、計1500haを所有。そして'62年から外来品種を導入し、例えばシャルドネ種は標高800mの冷涼なペネデス高地の畑に植えるといった風に、求める味と葡萄の個性に合わせた"適地適品種"を貫いています。
トーレスならではの多様な味わいの世界が育まれる秘訣がここにあります。
葡萄の個性を引き出す醸造法
トーレス社ではワインの性格に応じて、伝統的な小樽発酵・小樽熟成を行ったり、反対にヨーロッパ屈指の超近代的な醸造設備を用いてクリーンな味わいをつくり出すなど、それぞれのワインにとってつねに最良の方法を選んで品質の高さを導き出しています。
さらにフランス系のピノ・ノワール種とスペイン品種のテンプラニーヨを融合させて新しい味わいを創造するなど、既成概念にとらわれないワインづくりでもワイン界の話題を呼んでいます。
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